全てを力に……

能登 清文

2010年04月09日 19:16

今日もありがとうございます。

MDRT日本会のメインプラットフォーム、2日目フィナーレ。

有森裕子氏(女子有森マラソン五輪連続メダリスト)

バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンで銀メダル、銅メダルを獲得。


もともと「何もなかった」
両足とも股関節がはずれて産まれてきた。

小学生の頃も、すぐにこける。

小学生の頃、走るのは好きでなかったし、スポーツをやるとは思ってもいなかった。

自信もなかった。


中学生の時「チャンスをつかむ」
人と違うことをしようと思った。
誰もやりたがらない、800m走を選ぶ、
→校内で一番になり、初めて自信を持てた。


高校入学、陸上部に入部希望したが断られた。

中学での実績なかった。

高校の陸上部顧問に1ヶ月通って、入部許可いただく。

「あきらめない」

高校の陸上部で、日々全力でやるべきことをやり続けた。

高校時代の大好きな言葉、

「根性」


しかし、高校時代も予選落ちばかりで実績なし。


大学時代も実績なし。


教師として就職しようとしていた時、出場した大会で優勝。

やっぱり、実業団で走りたい!

走ることをあきらめたくない!

リクルートの小出監督に会いに行く。

「99%不可能と思われていても、残りの1%を自分でできると信じて行動する。あきらめない。」

小出監督にやる気だけで頼みこむ。

「どうしても今、走りたい。」

「チャンスだけ欲しい」


小出監督は、2つの初めてに驚く。
・ここまで実績のない人は初めて。

・ここまで根拠のないやる気を持っている人も初めて。


リクルートに入社でき、入社式にて社長が
「皆さん来てくれてありがとう!」

有森裕子さん、この一言にリクルートに恩返しすると決意。

「カモメのマークを世界中に飛ばしてやる!」


実績をあげるため、練習に集中。

それから………

オリンピックでの2大会連続のメダルに!


最後に
「全てを受け入れて、全てを力に!」

「全てを力に!」


有森裕子さんが、こんなに不利な実績のないところから、オリンピックでメダルを獲得されたことに驚きました。

自分ができること、やるべきことに集中する大切さ、全てを受け入れて力にする大切さを感じました。

勇気、やる気、自分自身の未来への楽しみをいただきました。


ありがとうございます。

〜全ての良きことが雪崩の如く起きますように!〜
能登清文拝