「けったいな税理士」お客が増え続ける理由とは?

能登 清文

2012年10月31日 08:29

今日もありがとうございます。

甲賀市準倫理法人会の経営者モーニングセミナーに参加。

テーマ:「けったいな税理士」お客が増え続ける理由とは?

杉本総合会計 代表 杉本浩志税理士の講話。

4年半前に脊髄腫瘍に。闘病の中・・・といういいお話ではありませんでした。

6年半前に開業後、現在130件の顧問先様に。
今月も新規の顧問先様が名刺交換の時に「いつもフェイスブック拝見しています。顧問よろしくお願いします」。

「タケオキクチのようなデザイナーになりたかったが・・・」

デザイナーはあきらめて広告代理店に。

33歳のときに顧問の税理士さんと一緒に夕方から食事に行き・・・。
カラオケで税理士さんの姿を見て「税理士になろう!」
9年を費やして、42歳でやっと合格。元旦も大晦日も勉強してようやく合格。
なぜ頑張れたか?!「社会貢献が目的ではなかったから頑張れたかも!」

6年半前に開業。顧問先はゼロからスタート。嫁さんが応援してくれたからなぜか根拠もなくやれる気がした。

開業半年後の6年前、突然の税理士さんからの電話「一度会いたい」。病気の先生から「顧問先18件とスタッフを引き継いで欲しい」
税理士協会の自己紹介を見て「君のような人に引き継いで欲しい」

開業半年後からいろいろな人にお会いして、いろいろな人と仲良くなって紹介いただくように。

「紹介いただくポイントは、先にどんどん紹介すること。10件くらい紹介すると1件くらい紹介いただける」

「10件紹介すると相手も胸が苦しくなって紹介してくれる。」

「10件に1件では割が合わないという人もいるが、実は10件の10人も喜んでくれているのでそれでいいんです」

「紹介してもらいやすいポイントをつくる。紹介の時に表現しやすいようにする」


社員、人員は資産。損益計算書、貸借対照表にものらない資産。コストではなく資産。
だから杉本総合会計は、人員が余剰している。人に投資している。


「セルフブランディング、差別化には実は気を遣っています。実は小学校1年まで一人で学校に行けなかった。人と話せなかった。」
「毎朝フェイスブックをしている。毎朝1回だけ投稿している。家族、食べ物、今ここにいますをのせない。約25%の人が「いいね!」を押してくれる。25%はプロ曰く異常値らしいです。実際にフェイスブックから顧問先も増えている。」


税理士は73,000人もいるので選んでもらえるように差別化している。

商工会から簿記を教えてほしいと税理士協会に問い合わせあり「私だけが手をあげた!」簿記の講師は大変だったが、その後、仕事につながっている。

JJFの志村社長から唯一教えていただいたこと「無料の仕事に全力を尽くす」

最後にまとめ

「徹底的に継続する。フェイズブックはネタがなくても続ける!」

「徹底的に人と違うことをする。普通は駄目!人のしないことを徹底的にする!」

「期待以上に!相手の期待をちょっと上回る!ちょっと足す!ファンになっていただくために!」



常に一般の税理士さんと逆の行動を自然にか戦略的にかされて結果的に差別化につながっている変な税理士の杉本先生。
実は、先に与える。先に出す。先に尽くすという法則通りに行動されています。ギブ!ギブ!ギブ!と動かれています。

杉本先生は変な税理士さんに見えますが、やっぱり凄いと感じたお話でした!

やっぱり今後もお客が増え続けると感じました!

杉本先生の相手に与え続ける、尽くし続ける!素敵だなあ真似したいと思いました!

ありがとうございます!
能登清文拝