掃除に学ぶ凡事徹底の社風づくり

能登 清文

2015年06月28日 09:20

今日もありがとうございます。

福ふくゼミナール後継者実践塾の塾生と一緒に日本を美しくする会、第6回関西ブロック大会に参加。

関西ブロック長、滋賀ダイハツ販売株式会社の後藤敬一社長の講演会。

後藤敬一さんは、福ふくゼミナール後継者実践塾の塾長。

テーマ「会社が変わる!掃除に学ぶ凡事徹底の社風づくり」



後藤敬一社長が、40周年で「五幸」の基本方針発表。

「五幸」
1、お客様の幸せ
2、ダイハツグループの幸せ
3、お取引店様の幸せ
4、地域の人々の幸せ
5、社員の幸せ


社長就任直後、1994年10月28日、29日、30日、第3回「掃除に学ぶ会」全国交流会

鍵山秀三郎相談役と出会い、鍵山秀三郎相談役より、
「後藤さんは、大きなことをしようとされているようですが、大きなことをするより、小さなことをコツコツされたほうが良いですよ。」と助言いただいた。

第1回滋賀掃除に学ぶ会 1996年9月25日スタート。
中江藤樹先生の命日にスタート。

滋賀掃除に学ぶ会をスタートしたものの3年、4年後は、疎かになってストップしていた。

その時にいただいたお一人からの5通のハガキにより、目が覚めて、滋賀掃除に学ぶ会を再開。

一人てやろうとしていたが、周りの人に協力してもらう体制をつくり、再スタート。

以後、毎月1回開催を継続。

2010年12月学校支援メニュー登録してから掃除に学ぶ会への依頼が増えた。

2014年は、年間25回を超える。
(2014年3月1ヶ月で8件依頼)

断ったらダメ!と言ったことで、どうしたらできるかを皆が考えて協力して改善された。

◯倉庫を準備、後片付けしやすい倉庫に改善してくれた。

◯倉庫の備品ファイルを設置してくれた。

◯子どもたちが片付けできる、片付けやすい道具入れに改善してくれた。


本社は部分最適となっていて協力できてなかったが、全体最適に変わり協力できるようになった。

誰の仕事でもない仕事を協力してすることで、コミュニケーションが生まれ全体最適がとれる組織になる。


滋賀県を代表する優良企業であり、一昨年に日本経営品質賞も受賞されて全国から見学に来られる滋賀ダイハツ販売様の後藤社長も、昔は大きなことをしたいと悩まれたり、滋賀掃除に学ぶ会が途中ストップされて悩まれたりした時があり、いろいろな苦労、苦難を乗り越えてこられて、今の立派な素晴らしい人間力の経営者になられているのですね。

いろいろな壁を越えることで成長できるとあらためて勇気もいただきました。


また、誰でもできることを徹底的に継続することで素晴らしい社風になることも実感です。

掃除を継続することで、社風が変わり、社員の皆さんのコミュニケーションも良くなり、改善も進まれて素晴らしく感心、敬服します。

滋賀ダイハツ販売様に訪問した時に、本社スタッフの皆さんが、とても素敵な笑顔で出迎えていただき、本当に嬉しく気持ちいいです。帰る時にも皆さんが笑顔で見送っていただき感心しています。

ある時、滋賀ダイハツ販売様に訪問することを伝えて30分後に伺いましたが、その時にもウェルカムボードに名前を記載いただき出迎えていただき驚き、感心、感謝でした。

このような本社スタッフの皆さんの対応の早さ細やかなお心遣いも掃除の実践継続から育まれているのだと考えます。

後藤敬一社長、滋賀ダイハツ販売様、滋賀掃除に学ぶ会の皆さんに学び、私も掃除の実践をしていきます。

ありがとうございます。
能登清文拝




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