私の歩んだ道〜障害者武道〜
2011年11月22日

毎週火曜日は、滋賀県びわこ湖南倫理法人会の経営者モーニングセミナーに参加。
11月22日(火)のテーマ
心の拳「私の歩んだ道〜障害者武道〜」
空手道洗心会 総師範 渕上博昭氏。
脳性小児麻痺にて手足に障害があり、小学生、中学生時代は、いじめにあい辛く苦しく悩み続けられた。
小学生の頃は、おばあちゃんに辛いことを話しなぐさめ励まされて唯一の心の支えだった。
何度も死ぬことを考えたりされた。
中学生時代は、寮生活となり、24時間、寝ている時も突然に叩かれたりする日々が。
ある時、空手の本と出会い、一人で黙々と空手の練習に励む。
思いきって、いじめられた時に空手の手刀で必死に反撃すると相手が驚き、いじめられなくなる。
いじめられ辛い日々の中、両親はじめ周りの人を恨む。
空手道に入門し、そんな自分自身の汚れた心が稽古で洗われた。
夢中で稽古に打ち込んだ。
空手の稽古を続けている中で、手足が伸びるようになり、足が上がるようになった。
自分のことしか考えていなかった自分が、他の人のことを考えるようになった。
空手の稽古により、身体的にも精神的にも変化し始めた。
武道を身体の不自由な仲間にも伝えたいと思い始めた。
30歳の時に空手道場設立。
当初は、障害者と武道がつながらなかった。
現在、草津、近江八幡、東京で武道を指導されている。
苦しい幼少時代から空手によって心身ともに強くなられる体験談、本当に感動のお話で目頭が熱くなりました。
ありがとうございます。
能登清文拝
Posted by 能登 清文 at 18:28│Comments(0)