江戸の商人の経営哲学に学ぶ商売繁盛の極意
2013年11月29日

堺市倫理法人会主催のナイトセミナーに参加。
テーマ「江戸の商人の経営哲学に学ぶ商売繁盛の極意」
講師は、博多の歴女で人気の白駒妃登美さん。
江戸は全国の商人が集めらつくられた。
江戸の人口100万人。
当時、世界一だった。
江戸の庶民は、商人8割。職人2割。
江戸の警察官は30人位しかいなかった。
江戸の失業率は0%。
江戸の商人の心がけ。
勿体大事(もったいだいじ)
過剰生産を防ぐ知恵。
「大根の日」
江戸の町では似たものを作らなかった。
お客様を奪い合わない。共倒れしない。
餅は餅屋。
一人勝ちしない。共倒れしない。
商才のない子には継がさない。
江戸の町のために商売を続けていけるように考える。
適材適所。得意分野で貢献する。
自分より公を考える。
粋(イキ)と野暮
粋は、誰かのために。
野暮は、自分のために。
自分さえよければでなく、皆のことを考えられる人。
「道徳なき経済は罪悪である」
「経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳翁)
最後の白駒妃登美さんの一言。
「経営者は、経済と道徳のバランスを5対5でとるのが中庸と思っていたが、
経済10と道徳10で中庸だと思います。」
最後の経済5対道徳5でなく、経済10対道徳10のお話にハッとしました。
私はまさに経済5対道徳5のバランスを考えて中途半端だったと痛感しました。
経済10対道徳10に向かって突き進みます。
白駒妃登美さんの素晴らしい粋なお話に感謝、感動でした。
ありがとうございます。
能登清文拝
Posted by 能登 清文 at 22:50│Comments(0)